1992 Gibson Les Paul Classic Premium Plus ~Trance Amber ( Flame Top Reissue Body ) / SOLD

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前ページのコラムの中でもご紹介しました、1992年製Gibson Les Paul Classic Premium Plus ~FlameTop Reissue Body 1st Demo です。

Les Paul Model ロゴの92年製でプレミアムプラストップのデモ機であることを考えると非常に希少なレア個体です。

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定価では倍以上であったフレイムトップのリイシューボディを流用して組み上げた後に、フロントキャビティ内の表記を消してリアキャビティ内にClassic Plus 印をスタンプして出荷した跡が残されています。

デモ、サンプルの様なつもりで出荷した可能性も否定出来ませんし、レスポールクラシックプレミアムプラスが正式発売される翌93年製はヘッドロゴはLes Paul Classicとなります。

実質、60フレイムトップリイシューとはピックアップなどの一部最終工程が違うだけ…という個体になります。

( 詳しくは前ページのコラムをご覧ください。)

経年によるウェザーチェックやクラックも
見受けられますが…エイジド加工にアップチャージがかかる事が主流となったヒストリックコレクションを考えると、ヴィンテージライクなルックスを求める方にはむしろ好ましい…とも言えるリアルエイジド状態です、

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ハードメイプル特有なフレックも出ている極上なトップは、太陽光の元ではレモンドロップカラーを彷彿させてくれます。

まだプレミアムプラス設定の無かった1992年時点の国内定価で、35万円。60フレイムトップリイシューは63万円という設定でしたので、その価格差を考えると、この時期のリイシューボディ流用個体は実にお得だったと言えるでしょう。

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レスポールカスタム以上の価格設定であったこと…なども現行品のレスポールクラシックとは全く別路線であったことがお分かり頂けると思います。

翌年から流通された、ヒストリックコレクションにおけるレスポールリイシューで明確な差別化がされる直前の年…だったから存在する個体でもありますし、そもそもプレヒスコレのリイシューはレギュラーラインとしての発売です。

初期レスポールクラシックは、そのサウンドもスリムグリップを採用したプレイヤビリティも、当時のギブソン社のラインナップの中でも「 ヴィンテージ仕様再現路線のきっかけにもなった歴史的なモデル 」とも位置づけられます。

トップオブラインのボディを流用して、スリムグリップネックをマウントしたこの時期の個体の木部の良さが、サウンドにも直結しておりますので、翌93年から流通するヒストリックコレクション、カスタムショップラインと比較しても大差は感じないと思います。

むしろ当時のヒストリックコレクションと比較しても、トップラインとなるフレイムトップの59モデル以外のヒスコレラインナップの定価は、57カスタムモデルなどは、むしろレスポールクラシックプレミアムプラスより、安価な設定がされていましたし、56ゴールドトップとも同定価でしたので…当時のレスポールクラシックプレミアムプラスの位置づけを再認識して頂けたらと思います。

更には、今回入荷した個体は、前述しました様に極わずかな時期にしか存在しない個体となり、中々市場には流通しないでしょう。

本機はリアルエイジドかのような、適度な使用感はございますが、この部分は予めご納得ご了承頂ける方への販売となりますので、傷や使用感を理由とする返品などは承れません。

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オリジナルパーツからの変更点は、ペグをマグナムロックへ変更。ブリッジサドルのコマをチタン製へ交換、ヴォリュームポットをBカーブへ交換。ジャックプレート交換となります。トラスロッドカバーは無地のタイプに交換していますが、Classic表記のあるオリジナルロッドカバーは付属品としてお付けします。

エイジド加工されたピックアップカバーはポッティングはしておりませんので、簡単にオリジナルのオープンタイプに戻せます。ピックアップはオリジナルの496&500Tとなりますが、むしろこの個体を60リイシュー同様にするならば、57クラシックピックアップへ交換してピックガードをマウントする方向になるかと思いますので、このまま使用したいという場合にはポッティング加工をすることを推奨します。
( ポッティング加工をして出荷する際にはリペアショップにて行いますので、別途工賃7,000円となります。)

あくまで外観上、オープンタイプよりは…という部分でマウントしているピックアップカバーとなりますので、付属品とお考え下さい。特にリアの500Tは10.5ミリピッチとなる為、ピックアップカバーとしても種類が少ないタイプです。リアのエイジドカバーは、リペアショップオリジナル製作品となります。

書類関連やピックガードは付属致しません。オリジナルハードケースとなりますが、留め具が一箇所破損しております。

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トラスロッドにも余裕はあり、フレットは擦り合わせをしており、残も7割程度はあります。ネックコンディションに問題はなく、反りや捻れはございません。重量も約4.2キロとなり、ライブなどで使用するメインギターとしても扱いやすいと思います。特にレスポールクラシックのスリムグリップは、比較的手の小さな日本人には適していると思います。

レスポールクラシックモデルをプロダクションした際に、ギブソン社はジミーペイジにも提供した…とされており、ギブソン社初のレスポールアーティストモデルとしてUSAラインナップから発売された、ギブソンジミーペイジレスポールのベースモデルとなったのも、この時期のレスポールクラシックです。

そしてこのレモンドロップを彷彿させるトランスアンバーの個体であれば、セイモアダンカンアルニコをマウントしてSLASHライクにするも良し…ピックガードをマウントして、Peter Green ~Gary Moore ~ Kirk Hammett へと受け継がれたGreenyっぽくレストアしても良し…とネクストオーナー様のお好みで、ご購入後の楽しみも膨らむでしょう…

30万円近辺の良質なレスポールモデルをお探しの方にオススメしたい、お値打ちなレア個体です。

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売却みとなっております。