2000 Gibson Custom Shop Limited Les Paul Classic All Mahogany / Trans Red
2000年製 Gibson Custom Shop Limited Les Paul Classic All Mahogany / Trans Red
入荷しました!
3.7キロ!ナッシュビルカスタムショップリミテッド!ワンピースマホトップ&ワンピースマホバック!
95~96年辺りにディーラーオーダーでも存在したカスタムショップのレスポールクラシックオールマホガニーですが、こちらは2000年~2002年迄、ナッシュビルで製作されていたリミテッドのオールマホガニーレスポールクラシックです。
95年辺りのディーラーオーダー品は、国内定価が32万でショートテノン、出荷時にピックガード付きでしたが、こちらの2000年製リミテッドはディープジョイント、出荷時にピックガードレス仕様となり、アメリカでのリストプライスが4500ドル程していたモデルとなります。
良く90年代の物と混同されて、中古でも20万円以下の値付けをしていたショップもあるようですが、全く別物と言えるのがこのリミテッドです。
ワンピースマホトップ、ワンピースマホバック、ディープジョイント、57クラシックオープンゼブラという仕様の本機は何と3.7キロの極軽量!
定価が全然違うので、当たり前なのかもしれないですが、鳴りも出音も正にカスタムショップならではの、ヒスコレにも通じるクラシカルなトーンです。むしろヴィンテージライクなサウンドのレスポール…をオススメするとしたら、この一本になります。
流通量の少ない希少モデルながら、雰囲気が何となくジョージハリスンのルーシーを思わせるのも又別の意味で魅力的です。
レギュラーUSAラインナップの同年のモデルとは異なる部分として、ヒストリックコレクション同様のディープジョイント構造が上げられます。95~96年の定価32万円のディーラーオーダー品はショートテノンとなる為、最も差の付く部分とも言えると思います。
90年代の同モデルとは全く異なるモデルとなっておりますので、音も違えば構造も定価も異なります。
モデル名にレスポールクラシックと付いているだけで、敬遠するユーザーもいらっしゃいますが、レスポールクラシックは元々ヒスコレへの布石となったレスポールリイシューとしてスタートしていますので、スリムグリップが苦手でないのであれば、ヴィンテージライクなサウンドを持っていて当然ということになります。
ミレニアムイヤーモデルの本個体はサウンド面においては、完全にヴィンテージ寄りな魅力あるサウンドをアウトプットしてくれます。
フロント、リア共に57クラシックをマウントしておりますので、同じくレギュラーラインナップとの差別化はこの部分にも現れています。トップのマホガニーも継ぎ目のないワンピース材を使用しています。ボディバックのマホガニー材もワンピースなので、カスタムショップラインナップならではの贅沢な材の使い方が見てとれます。
極軽量である事も、この個体の魅力ではありますが、サウンド的にもメイプルトップを貼っていないウォームで、オールドライクなトーンはクラシックのモデル名に恥じないヴィンテージライクなサウンドとなっています。
そしてバックのマホガニーの杢目を見れば…2000年の製作でありながら、分かる人には分かるヴィンテージでも見慣れたマホガニー材である事をご理解頂けるかと思います。
サウンドを形成している最大の部分はやはりこのマホガニーによるものです。
ギブソンのヴィンテージギター愛好家の中には「 下手なメイプルトップを貼るぐらいならマホガニーの方が音的にはよっぽど重要…」という説を持つプレイヤーもいますが、それを理解して頂けるならば、本個体は派手なメイプルトップのヒストリックコレクションの大多数の個体よりはオールドっぽいサウンドを形成している部分をご納得頂けるかと思います。
この出音のレスポールだからこそ…という部分もあったとは思いますが、前オーナー様もそれなりに弾き込み、愛用していたのでしょう。傷や打痕跡などの使用感はございますので、プレイヤーズコンディションにはなりますが、この点を予めご納得頂けます様お願い致します。
使用感を理由とする返品は承る事は出来ません。
入荷時点ではトラスロッドを回した痕跡は殆どなく、ネックコンディションは良好です。反り捻れなくストレート。弾き心地も良く、安定した良質なマホガニー材である事がグリップからも伝わって来ます。
フレットはやや凹みがある箇所もございますが、現時点ではビビる箇所はなく全体的には7割近くは残っています。まだ擦り合わせなくてもプレイする上では大丈夫でしょう。
Trance Red のカラーリングはやや褪色して来ておりますが、陽の当たり方で色目は変わります。
交換パーツや、リペア改造歴のないフルオリジナルコンディションを維持しておりますので、リミテッドモデルとしての価値観は損なわれておりません。
フレイムトップやキルトトップのレスポールの様なゴージャスな見た目とは正反対に位置しますが、オールマホガニーボディならではの甘いサウンドは、ロックギターとしてのレスポールではなく、ジャズやブルース、オールディーズなどを演奏したい…というギタリストには向いていると思います。
箱物ではサイズ的に大きく、取り回しが楽ではない…と感じるプレイヤーなら尚更、極軽量なこのレスポールは使い安く、かつクリーントーンに拘りたいギタリストにお勧めしたい1本です。
スリムグリップですので、コードワークなどでも押さえやすく、弾きやすさもレスポールクラシックの魅力です。
レスポールクラシックというネーミングがピッタリはまる様な…もし60年代のオリジナルにこういうモデルがあったなら…
元がジャズギタリストのシグネイチャーであったレスポールモデルは、又違う歴史を刻んだのかもしれません。
2000年から数年間のみプロダクトされたカスタムショップラインの上質なサウンドを持つレアモデルとなりますが、古臭いサウンドを求める方には最適な一本になると思います。
いわゆる現代的なロックギターではない、ヴィンテージライクなサウンドのレスポールをお探しの方にオススメします。
いわゆるサンバーストレスポールと呼ばれる50年代のレスポールや、50年代のオールマホガニーのレスポールカスタムのサウンドは、むしろシングルのニュアンスすら感じるヴィンテージのテレキャスターのようなサウンドとも言えますので、レスポールのイメージとされる「太い音」とはまた違う趣のあるサウンドですが、本個体から感じる出音はそのヴィンテージライクなサウンドです。
オールマホガニーというスペックも影響しているとは思いますが、派手なメイプルトップのヒストリックコレクションよりも「らしい…音 」を感じる事の出来る通好みな一本です。
ジョージハリスンの使用したルーシーライクなルックスもさることながら、50s~60sサウンドを愛する方にも是非手にして頂きたいですし、派手にドライブさせる寄りは、クリーントーン~軽めのクランチ程度を中心にしたサウンドで本領を発揮すると思います。
常にステージやリハーサルで弾いていたくなるような…「音」で選んで頂ける一本としてオススメします。
大多数のいわゆるロックギターとして認知された以降のギブソンレスポールモデルとは異なるキャラクター、トーンを持つメインギターとして、プレイヤーの方にこれから先も弾き続けて頂きたい1本です。
販売価格 298,000円税込み+ 送料2,000円
年末特価ヤフオク同価格
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e238329640
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