2004~2006 Fender Japan ST62-58US / Old Candy Apple Red ~ US Vintage Pickups / SOLD

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2004~2006 Fender Japan ST62-58US Old Candy Apple Red 入荷しました!

ど定番のスラブボード、62年スタイルにUSA-Vintage Pickupをマウントした今は無き「フェンダージャパン名義」時代の人気モデルとしてベストセラーとなっていた機種です。

現在はジャパンエクスクルーシブシリーズに受け継がれていますが、この年代の物との違いからご説明します。

フェンダージャパンはフジゲンが初期に製造していた事は広く知られていますし、一部初期物にプレミア価格が付いている機種も存在します。

とは言え、USAからの「 これ以上は本家の領域なのでやってはいけません。」と言うFender サイドからの規制がある中での製品となりますので、度を越えたプレミア価格となると、本家USAのヴィンテージリイシューの方をセレクトする人の方が多数を占めるのは事実かと思います。

もちろん価値観は人それぞれですから、否定もしませんし、その値段を出しても良い…と言う方達がある程度いれば、相場は形成されますので、初期物に拘るプレイヤーも存在するのは事実です。

但し、当店におきましては「 フェンダージャパンなりの流通相場はある」と言うポリシーからすると、中古販売価格20万~30万円と言うFender Japanは在庫しておりません。

今回入荷しました、この2004年~2006年製が作られていたCrafted in Japanとシリアル上に表記される時代の機種は、前述したフジゲンと並びジャパンヴィンテージの代表ブランドとして知られたTokaiやアトランシア、寺田製のネック、ボディをダイナ楽器で組み上げた時代の製品となります。
(下記画像参照 )

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2010年以降にCrafted in Japanから再度Made in Japan表記に戻る頃から、木部に至る全ての工程がダイナ楽器製造となりますので、ジャパンエクスクルーシブシリーズは全てダイナ楽器製造の日本製造と言う部分が今回入荷品と異なる部分となります。

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ST62-58USと表記はしていますが、この年代の間に価格改定とモデル名の変更がありましたので、2006年製だとした場合にはST62-USとなりますので、どちらかであることに間違いはありません。

基本的に2007年以降はダイナ楽器製造となります。ダイナ楽器製造のST62-USはST62-58と同スペックながら、定価は74,000円税別へと価格改定が行われています。

今回入荷品が当てはまる2006年途中からも価格改定によりST-62USとして、定価も68,000円税別となりましたので、この個体の定価は2004~2005年製なら58,000円、2006年製なら68,000円と言う事になります。

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ネックポケット部分を見ると、スペック通りでバスウッドボディが確認出来ます。
ネックバックに型番が記されています。

ヴィンテージスタイルのトラスロッド調整口を見てロッドの確認を致しましたが、左右両方向に余裕があり、しっかりとしたメイプルネックであることが分かります。

ラウンド貼りではなくスラブ貼りのローズ指板であることも確認出来ます。

前述したTokai、アトランシア、寺田製造の木部のいずれかが採用される時代ですが…Tokaiはフジゲンのグレコブランドと人気を二分した高いコピー精度がブランド価値を引きあげました。

アトランシアは、かつてアリアプロで伝説の日本製オリジナルギターであるAria Pro IIのPE-1500を開発したビルダー林信秋氏が立ち上げたブランドです。

寺田楽器と言えばエピフォンジャパン時代のカジノやオービルブランドのレスポールモデルや箱物の製造でも知られています。

この素晴らしいネック部分から想像するに…アトランシア製ではないか?と予想していますが確定情報ではございませんので参考程度にお考え下さい。

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PEの製造でも素晴らしい製品を作るビルダーであることを証明した林氏のアトランシアブランドは一時期、別売でストラトタイプのネックなども販売していましたが、これが又素晴らしいネックであった…と言う部分からも、反り癖もなく楽器本来の出音の8割を占めるとも言われている木部の重要性は、長い期間使っていく上でも非常に重視すべき部分かと思います。

個人的には「 木部がしっかりとシーズニングされておらず、強度も弱い材 」を使用しているブランドの楽器よりも、同じメイプルと言えども産地や部分、シーズニングにも拘り、「 楽器に使うに相応しい材 」をセレクトしてあるブランドに安心感を覚えますので、初期のフジゲンではなくともフェンダージャパンに「 アタリ個体 」はある…と言うのが持論です。

Tokai、アトランシア、寺田楽器

いずれも日本を代表する素晴らしいメーカーであり、ブランドであることを考えれば、この時期のフェンダージャパンが初期に比べて「 ダメ 」と言われる要素はないかと思います。

強いて言えば、初期フジゲン製の上位機種にマウントされていたピックアップや電装系パーツによる部分から「 初期フェンダージャパンの音の良さ 」が生まれていた…と思いますので、拘りたい…と言う方はパーツのグレードアップをして行くのもフェンダージャパンをアップデートする有効手段かと思います。

ただし、弦間ピッチなども含めて、日本製規格となる部分は、USAモデルとは互換性はありませんので、全てをUSAのモデル同様にしようとすると、最初からUSAが買えるくらいの投資が必要…と言う結論に至りますので、フェンダージャパンはこの価格設定からしたら、非常にお買い得でかつ楽器としても優れた製品である…と考えています。

冒頭で記述しました「 フェンダージャパンなりの流通相場はある… 」と言う当店ポリシーの幹となる部分がこのような部分から来ていると言う事です。

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今回入荷品も、使用感自体はさほど多くはなく一見すると美品の部類に入ると思いますが、ボディやネック部の数カ所に打痕や傷等はございますので、演奏上の問題点はありませんがコンディションとしては、EX+程度とお考え下さい。
( 下記画像参照 )

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フレット残は7割以上残っておりますし、特に改造されている部分や交換パーツは見受けられません。反り癖もない素晴らしいネックとなりますので、まだまだ末長くお使い頂ける個体かと思います。

付属するアームバーは非純正となります。

ソフトケースが付属致しますがSQUIERブランド製の物となります。

5万円以内で買える純日本製となるフェンダージャパンのST62-58USは入門機としても安心してお使い頂けますが、中級者以上の方にも手頃なストラトをお探しの方には充分過ぎるほどのモデルです。
US Vintage Pickupが標準マウントされています。
( スペックは下記カタログ画像を参照 )

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中古相場の定価比率も定価からの買取比率も常時ナンバーワンブランドとして高い評価を得ていたフェンダージャパン製品は、いつの時代も売れ筋として、様々なプレイヤーから求められています。

リサイクルショップの買取でも3万円が基準となりますので、定価比率から考えてもよほどジャンク的な個体でない限りは相場も安定しています。

確かな品質とFenderブランドの有り難みが同居していながら、正式にストラトキャスターを名乗れる製品でもあります。

「純日本製の国産ブランドで5万円以内で買えるフェンダーストラトキャスター」をお求めの方には「 迷うことなく」オススメしたい一本です。

オールドキャンディアップルレッドのファンシーなカラーリングは女性プレイヤーにも似合うでしょうし、62年スタイルの薄いグリップは弾きやすさも兼ね備えています。

Thanks ! SOLD !

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amethystguitars@yahoo.co.jp