1975 Gibson SG Special / Walnut ~ Like a CHAR ( Smoky Medicine ) ~ SOLD
日本が誇る最高のギタリストの一人であるCHARも所有している70年代ミニハム仕様のSG Special です。
とてもヴィンテージとは思えない新品チョイ傷かの様なニアミントコンディションのパーフェクトオールオリジナル!
2008年のSmoky Medicine復活のステージ( 四人囃子とのジョイント )は関係者招待席を頂いた関係から、渋谷のライブ会場で見ましたが…ジェフベックグループのカヴァーなどを織り交ぜた素晴らしいステージでした。
途中、SGに持ち替えた時には、CHARフリークには有名なGaban SGかと思いきや、しっかりご本人所有のコレクションの中からGibson SG Specialを使用していました。( プレイヤー誌のCHAR コレクション特集号に掲載 )
CHAR本人の個体は、シリアルナンバーから74~75年製と思われますので、正にドンズバの年度です。どうやらご本人がピックガードをラージガードに交換しているようです。
そもそもがミニハム時代のスペシャルは、数も少ない為か?決して人気の高いモデルではありませんでしたが、当時SGの定価が高くてフェンダーに乗り換えた( ムスタングなど)というプレイヤーがいたのも事実なので、当時のSG Specialは廉価版とはとても呼べないモデルであった事は確かです。( 1974年の大卒初任給は約7万円。)
( 下記カタログ参照 )
レスポールスタンダードがまだ正式に採用されてはいなかった74~75年以前は、レスポールと言えば、レギュラーモデルはデラックスかカスタム…という選択肢でしたが、74年以前は相場が高騰しているレスポールデラックスと比較しても、国内定価上は68,000円しか差がなかったのです。
もちろん、今の時代とは異なり個人輸入などは困難であった時代背景を考えると、ギブソンのギターがいかに高級品であったか?がご理解頂けるかと思います。
そして今や、「 バーストと同じ工場で作られていた…」というカラマズー工場時代の本機は、ナッシュビル工場移転前のギブソンのギターを指して「 これこそがヴィンテージギブソン 」という解釈をしている方達も少なくありません。
そのカラマズー工場時代の貴重なSG Specialが殆ど使用感のないコンディションですので…正に当店お得意のタイムスリップヴィンテージと呼べる個体となります。
内部アッセンを見ても、75年デイトが確認出来る、半田ヴァージンのパーフェクトフルオリ!当時を象徴するオリジナルハードケースも附属致します。
ボディ、ネック共にマホガニー。カラーはウォルナット仕上げになりますが、ウォルナット材ではなく、ギブソン王道のマホガニー材を使用しています。
ドットポジションもあるようですが、本機はブロックポジションのローズ指板仕様となります。
SGスタンダードでは標準装備として採用されていたワイドトラベルブリッジですが、SG Specialでは純正でチューンOマチックが採用されていますので、現代のプレイヤー方達でも扱いやすいと思います。
フレットレスワンダーと呼ばれた背の低いオリジナルフレットも使用感は少なく、これに慣れてしまえば、ローアクションでの弾き心地も良いヴィンテージです。リペア歴もございません。
CHARフリークのみならず、カラマズーギブソンのコレクター様にも自信を持ってオススメしたい素晴らしい個体です。ピックガードなどの自然な経年による部分がある程度で、使用感は極めて少ない個体です。
使用感があるのが、当たり前とされるヴィンテージギターの世界では、ミントコンディション~ニアミントコンディションのパーフェクトフルオリジナルというだけで、相場とは全く異なる価格設定となりますので、発売時定価を考えても決して高くはない…と思います。
むしろローズウッド全般に輸出入規制がかかった2017年は、本国を始めとしてギブソンのユーズド相場、ヴィンテージ相場は上昇していますので、むしろお買い得なのでは?とさえ思える一本です。
ヒストリックコレクションでは出ない音…を求めるプレイヤーにも、本物のカラマズーギブソンのヴィンテージサウンドをお楽しみ頂ける個体かと思います。
貴重かつ、この状態で…となると、まず世界中を探しても見つからないでしょう…
非展示の店舗在庫となりますので、ご来店希望の際には必ず下記メールアドレスよりご来店予約をお願い致します。
amethystguitars@yahoo.co.jp
Thanks ! SOLD !