1993 Orville by Gibson LPC-57BB ( Yamano Limited Editon / 1957 Reissue Black Beauty ) ~ SOLD

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山野楽器企画にて極小ロットにて生産されたヴィンテージスペックを採用したブラックビューティ57リイシューのレスポールカスタムです。( カタログ非掲載モデル )

1993年製ながら使用感の少ない、貴重な個体です。

ラッカー塗装、ABR-1タイプブリッジ、ロングテノン( ディープジョイント )、GROVERタイプペグボタン、エボニー指板、イエローバインディング、フレットエッジバインディング、年度の後にスペースの空くリイシュー専用シリアルなど、1957年製のリイシューとして、可能な限りの拘りを再現しています。

オールマホガニーホディを採用したブラックビューティー仕様に、開発直後の初期57クラシックをマウント!( 注:メイプルトップを貼っているレスポールカスタムをブラックビューティとは呼びません。)


当店過去記事も併せてご覧ください。
https://blogs.yahoo.co.jp/amethystguitars/14553016.html


寺田楽器製のLPC-57Bのエボニー指板はいわゆる縞エボニーでしたが、フジゲン製造となる本モデルは、ギブソン同様のエボニー指板。グリップはギブソン本家の57リイシューとは異なる薄めなグリップを採用していますが、初期57クラシックとオールマホガニーボディ、エボニー指板というスペックから放たれるサウンドは、ブラックビューティの名に恥じない素晴らしい出音です。

当時、ギブソン本家のレギュラーラインのレスポールカスタムがショートテノン、メイプルトップに490R&498Tと言うスペックでしたので、ヴィンテージらしいレスポールカスタムサウンド…を求めるプレイヤーならば、むしろこちらの方がお好みに合うかと思います。

重量も4.2キロと重過ぎず、負担にはならないと思います。

ギブソンジャパンとも呼べる唯一の伝説のブランドのカスタム最高峰となる57リイシュー。サウンドも圧巻です。

過去に扱って来た Orville by Gibson の個体の中でも音的にはベストと断言出来る個体です。

フジゲンとギブソンの良い所が融合している感はありますし、過去の国産レスポールのコピーモデル達と決定的に異なるのは、正規にギブソンを名乗れる日本製レスポールとしてのクォリティでしょう。

初期型の57クラシックをマウントしている点も、この個体の「 音の良さ 」の一因にはなっていると思いますし、コードを鳴らした時の分離感、抜け方、ハイからローのバランスの良さ…はオールマホボディとのマッチングから「 ヴィンテージレスポールカスタム 」のフィーリングは充分に伝わって来ます。

敢えて3ピックアップ仕様にしていないのも、近年のギブソン本家と同様な解釈だと思われる「 2ピックアップのニーズの高さ」を優先しているのでしょう。

エボニー指板の採用と、ロングテノン(ディープジョイント)による部分も少なからず、サウンド面にも良い影響を与えています。

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エボニーブラックは画像撮影時に擦り傷などが写りづらいのですが、全体的には少なめで、年代の割にはかなり綺麗なコンディションは維持しています。ゴールドパーツのくすみ箇所なども含めて、下記画像にてご確認ください。

外観を理由とする返品は承る事は出来ません。

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トラスロッドにも余裕はあり、僅かに順反り方向に調整した程度と思われる、ロッド幅が残っています。ネックも反り捻れなくストレート。フレット残も充分にあり、プレイヤビリティーも抜群です。

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Orville by Gibsonの by Gibson 部分からもフジゲンメイドである事が確認出来ます。
このby Gibsonロゴ部分だけは寺田楽器製に軍配と言う感はありますが、この出音とスペックから考えれば、バイギブ上位機種のフジゲンメイドに軍配です。

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57リイシューとしての「可能な限りの拘り」を反映させていますので、本家のリイシュー同様トグルスイッチノブも灼けた色を再現したタイプが採用されており、ハットノブ、イエローバインディングの採用など、ヴィンテージライクな雰囲気のあるルックスも魅力です。

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主要パーツはオリジナルですが、ジャックのみ交換されています。演奏面、サウンド共に即戦力で、この先も末長くお使い頂けるでしょう。

海外でも高値で取引されている唯一のバイギブカスタムです。

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Orville by Gibson は非常に短命なブランドでしたが、正直このクラスのモデルになると、本家のセールスに与える影響もあったのかもしれません。この部分はこのモデルを弾いた人にしか分からないとは思いますが、「 ある意味ショック」は受けると思います。当時のレギュラーラインナップのレスポールカスタムと比べて見れば…

コンディション、サウンド、ルックス…
どの部分からも、当店販売価格はむしろ格安です。球数自体も少ないモデルにはなりますが、希少価値云々より「 この出音 」に価値のあるモデルだと思いますので、レコーディングやライブのメインギターにもなり得るでしょう。

そういう意味ではプレイヤーの方にオススメしたい一本ですが…二度とは実現しないであろうブランドの「 ギブソンジャパンの1957レスポールカスタム 」という捉え方からしたら、ギターコレクターの方も必見です。カタログモデルにはないクォリティを実感して頂けると思います。

今回はハードケース欠品の為、付属ケースがOrville by Gibson製ギグバッグとなる部分も考慮して、2017サマーセール対象品としてのお値打ち価格を設定致しました。

正真正銘の日本製ギブソンレスポールカスタム1957リイシューと呼ぶべきこのモデルは、一言で集約するならば、非常に素晴らしいギターです。

過去記事の別個体をショップコレクション扱いにしている理由も、そこにありますし日本国内限定で展開されたブランドだけに…海外のギターショップでは上位モデルを非売品扱いとしているショップもある程です。

Thanks ! SOLD !