1998 Orville Les Paul Standard Gold Top / LPS-75 ( Fujigen Made ) ~ SOLD
1998 Orville Les Paul Standard
Gold Top ~ Fujigen Made ( Long Tennon ) 入荷しました!
僅かなクラックや小傷はあるものの使用感の少ないニアミントとも呼べる個体です!
57年を思わせるスモールヘッド形状、ABR-1タイプブリッジを採用したLPS-75最終モデル!
Epiphone Japan へ移行する年でもあるので、Orville名義としてはラストフジゲンメイドと言える個体となり、コンディションも抜群です!
初期寺田楽器製 by Gibson 名義も、実によく出来たモデルではありますが、フジゲンメイドの良さは、よりオールドらしいルックスを取り入れた点にあります。
それは、グレコなどのリアルコピーで培ったノウハウ、経験値が生かされた部分だと言えると思います。
寺田製はブリッジも当時のギブソン現行品 ( 80s~90s レスポールスタンダード )同様のナッシュビルチューンタイプが採用されていますが、フジゲン製では、ボディに直にマウントされるギブソンヒストリックコレクションなどに採用されている、オールドスタイルのABR-1タイプとなります。
ABR-1タイプのブリッジは、ボディ振動を直接伝える鳴りが魅力です。
ヘッド形状を見ても小さめのスリムなヘッドストックは、57年ゴールドトップなどのオールドギブソンスタイルを再現しています。
この辺りはオールドモデルのデッドコピーを研究したフジゲンならではの拘りでしょう。
スピードノブを採用するなど、完全なオールド仕様の再現とは言えませんが、音に直接影響を与えるブリッジ部分はフジゲンメイドの魅力です。
オリジナルのスピードノブもありますが、より57年ゴールドトップの雰囲気を出す為にベルノブに交換して撮影しております。ノブはどちらかをお選び下さい。オリジナルのスピードノブマウントの画像は下記よりご覧ください。
フジゲンメイドは、この年の途中からはEpiphone Japan MadeのLPS-80に引き継がれ、日本限定モデルとして2002年位まで生産されていました。とはいえ、ヘッドロゴが Epiphone になるだけでも有り難みが大幅に異なる部分は否定出来ません。
ディープジョイント採用も、このクラスのジャパンメイドで、かつギブソン公認ブランドとなれば、必然的に価値観もそうですし、世界的な評価に繋がる、いわゆる「有り難み」が変わるのは必然なのでしょう。
当店では度々明記しておりますが、Les Paul Model ロゴを堂々とヘッドに入れられてモデル名にレスポールと謳えるOrvilleはコピーモデルではありません。
もう二度と実現しないであろう…これこそが GIBSON JAPANと言うべき唯一のブランドとして存在したのがこの Orville ブランドです。
たたでさえ出数の多くないゴールドトップ仕様のLPS-75は、定価設定で非常にお買い得なモデルであった事は確かです。
このコンディションのゴールドトップモデルは、今後は更に入手する機会は限られると思います。
こちらの個体は全体的な使用感は少なく、ニアミントに近い外観も維持しております。
ブリッジ、テールピース向かって右側のトップコートにクラックがありますが、トップコート面のみですので楽器としての問題は特にありません。左側もうっすらありはしますが、画像には写らない程度です。
ボディバック右下、左手のバックプレート付近に数カ所の打痕跡はございます。
傷や打痕跡は、モデルとしてもポリフィニッシュと言う部分もありますので、あくまで外観として…という部分です。
予めご理解ご了承の上でご検討下さいませ。
ボディバックは2ピースマホガニーです。純正スピードノブのままであれば、ナット交換を除いては、交換パーツのないオリジナルコンディションとなります。
ネックはストレート、反り捻れなくトラスロッドにも余裕があります。フレットも平均的に8割以上残っており、プレイヤビリティーも抜群です。
重量は4.4Kg となり、ソリッドボディーのレスポールとしては標準的な重さとなります。
Orvilleの良さを知るプレイヤーのみならず、実用機としてギブソンのサブにお考えの方にも最適だと思います。
ギブソンピックアップなどに換装してアッセンブリーをグレードアップすれば、ステージでも使えるクォリティだと思います。
お値打ちなオススメ品です!
店頭でのご購入並びに通信販売をご希望のお客様は、下記メールアドレスまでお知らせ下さい。
amethystguitars@yahoo.co.jp
Thanks ! SOLD !