1978 Gibson Marauder M-1 Wine Red ~ Mahogany Body / SOLD !

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フェンダー社に対抗する意味で75年から製造されたボルトオンのギブソンマローダー入荷しました!

後期、ブレンダーSW付きのマホガニーボディ仕様。

Vヘッド、メイプルネック、ボルトオン仕様。ビルローレンス製オリジナルピックアップマウント!

一時期はKISSのポールスタンレーも使用していたレアモデルです。

当初はボディもメイプルでしたが、最終期に近い本機はマホガニーボディを採用しています。

ハードケース以外はフルオリジナル。ポットデイトも全て78デイトが確認出来ます。

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ワインレッドカラーは本国ではナチュラルカラーより少し価格が高かったのですが、当時輸入されて国内代理店が販売した定価は共通の147,000円でした。( 当初の187,000円設定から値下げされていました。)


1975年以降のギブソンのニューモデルの中でも、トータルで6000本くらいしか生産されなかったというこのモデルは、ある意味ギブソンらしからぬ部分が多々ありました。

フェンダーに対抗したボルトオン構造の採用に、ビルローレンスが開発したオリジナルピックアップをマウントした当時の廉価版にあたります。

フロントはハンバッカー、リアはシングルとなっており、ブレンダーSWにより、ハム寄りシングル寄りのサウンドを選択出来るシンプルな構造となっています。

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日本ギブソン代理店時代の1979年国内カタログを見ても、当時は高嶺の花であったギブソンのプライスリストの中でも、一際安い価格設定がされています。

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とは言え、2015年の今…ヴィンテージギブソンの中でも、当時は不人気モデルであったこのマローダーも、本国では1400ドル前後で取引されています。

今となってみれば、廉価版とは言え当時の材ならでは…と言えるサウンドは、実用ギターとして考えたならば、予想以上に良い出音だと、感じて頂けると思います。

ネックはハードロックメイプルのスリーピース構造に、メイプル指板。ドライブサウンドと相性の良いビルローレンス開発によるピックアップに、今や貴重なホンジュラスマホボディ。

KISSのメンバーが手にした理由が頷けるハードロックでも使えるギターとなっています。

パワー重視ではありませんが、ハムとシングルを切り替えられる構造で、ナチュラルなドライブサウンドを得たいプレイヤー向けのサウンドが特徴です。初期のメイプルボディよりもマホガニーボディの後期型の方が中域も豊かです。

攻撃的な印象を与えるフライングVシェイプのヘッドに、レスポールシェイプのフラットボディ。

何より過激なステージアクションも必要とされたハードロックバンドのパフォーマンスでも、この構造のボリュートもあるネックなら、まず折れる心配もありません。

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更にはレスポールを立って構えた時にストレスとなるボディ前面とボディバックには軽くコンター加工がされている点も実用的です。

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個性的なヴィンテージギブソンでありながら、プレイヤーサイドから見れば、必要以上に気を使わずにプレイ出来る点も見逃せない要素です。

頑丈で、製造から37年経過しても、ガンガン使えるギターが、果たして現在の製造モデルにあるのだろうか?と考えた時に、アメリカでの近年の相場は、むしろ安いくらいだ…と感じることが出来る筈です。

将来的な、価格高騰目的が対象となるようなコレクター向きのヴィンテージギブソンではなく、あくまでもプレイヤーの為にあるヴィンテージギブソンです。

人とは違うメインギターをトレードマークにしたい…というギタリストにオススメします!

3弦ペグが、おそらくぶつけた衝撃で、やや曲がっておりますが機能的な問題は一切ありません。

むしろ、近年のクルーソンタイプより頑丈で、チューニングの精度も気にならないオリジナルペグがマウントされています。

トラスロッドも余裕はありますし、フレットもまだ打ち替える必要はありません。ネックはストレート!流石はヴィンテージと言える頑丈なネックです。

入荷直後にリペアショップにてクリーニング、オーバーホール済みとなります。

本国の相場より、遥かに安い10万円を切るヴィンテージギブソンの個性的なモデルをお探しの方はお早めにお問い合わせ下さい。
お買い得な価格にてご案内出来る一本です!

Thanks ! SOLD !